深い山々に囲まれ、眼下には清澄な十津川(熊野川)が流れまさに絶景!
最高のロケーションの中に有るのが谷瀬の吊り橋(たにせのつりばし)

日本有数の長さを誇る鉄線のつり橋で、上野地と谷瀬を結ぶこの巨大なつり橋は長さ297メートル高さ54メートル。
歩くたびにゆらゆらと揺れるつり橋はスリル満点!まるで空中を散歩しているような気分。
十津川村の観光ナンバー1スポットです。
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昭和29年に架けられたこの橋は、当時のお金で莫大な費用をかけて作ったそううです。
この吊り橋を作る時には、地域住民が多くの寄付金を出したとか、、、
当時は、山の向こう側に行くのに大変だったみたいで、山を一回りして、けわしい山道を登ったり降りたり(´;ω;`)ウッ…
ですので、日常生活で使用している吊り橋ですから、利用料などは一切不要です。
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ただ向こう側へ渡ってもまた帰って来なくてはいけませんので、向こう側からはこちらへ帰って来るバスが出ていますので、それに乗って帰って来ます。
橋は、真ん中に板が4枚敷いてあって、その両脇は金網ですので、足元を見て歩くと、その遥か下の風景が目に入って来ます。、
恐怖で足がすくんでしまいます。
単に高いだけではなく、風が強い日にはよく揺れるし、歩くたびに板がギシギシときしみます。
看板には「危険ですので一度に20人しか渡れません」と記載されています。
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橋を渡るのに、それほど時間はかかりません。
早ければ、5分から10分、ゆっくりわたっても30分がかからないでしょう。
橋の周辺のお土産屋さんをふらふらしたり、食事をしたりしても1時間30分位です。
吊り橋から下を覗くと下にはオートキャンプ場も見えます。
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鉄線のおかげで吊り橋がしっかりと支えられていますので、吊り橋が揺れて、外に放り出されることはありません。
実際に渡ってみた感じでは確かに風が吹いたらゆらゆらとけっこう揺れそうです。
この日は風が無かったので横揺れは、橋を渡っている人達が原因だったのでしょう。
駐車場は、よほどの旅行シーズンではない限り、満車になることはないと思います。
駐車料金は乗用車が500円、バイクは100円です。
駐車場に車を止めると、スタッフが回収にやってくるので、その際に、駐車料金を支払えば大丈夫です。
近くには「お食事処・お土産 たにせ」があり、大きなガラス窓から吊り橋を一望できます。
その窓側のカウンターに座れば吊り橋と川でキャンプをする人達をのんびり眺めながら食事とお茶が出来ます。

入り口の券売機で食券を購入すれば自動的に厨房に注文が行って、後は座って待っていれば運んで来てくれます。
自動車で来た人は、駐車場問題などもあるかと思いますが、バス移動の方はここで次のバスをゆっくり待たれるのがいいと思います。



住所
 奈良県吉野郡十津川村谷瀬
連絡先
 0746-63-0200(十津川村観光協会)
最寄バス停
 奈良交通「上野地」
アクセス
 <バスを利用する場合>
  ・近鉄京都駅から特急に乗り、八木駅下車。奈良交通バス八木駅から乗り、上野地バス停下車。
  ・近鉄なんば駅から特急に乗り、八木駅下車。奈良交通バス八木駅から乗り、上野地バス停下車。
  ・JR天王寺駅から特急に乗り、新宮駅下車。奈良交通バス新宮駅から乗り、上野池のバス停下車。
 <車を利用する場合>
  ・京都から国道24号線で五條まで行き、五條から国道168号線に乗り谷瀬へ。
  ・大阪から松原JCTを通り、阪和自動車道で美原JCTへ行き、美原JCTから南阪奈道路で葛城I.Cまで
   行き、葛城I.Cから国道30号線、国道261号線、国道310号線と順に通り五條へ向かい、国道168号
   線に乗り谷瀬へ。

営業時間
 24時間
休業日
 なし
料金
 無料
駐車場
 有料駐車場あり(乗用車は500円、バイクは100円)